木製テーブルの保護はテーブルマットがおすすめ?他の保護方法と比較

木の温もりや木目の美しさを感じられる木製テーブルですが、そのまま使っている場合はお手入れのしにくさや傷、シミなどが気になることもあるでしょう。そんなときは、テーブルマットの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

今回は、テーブルマットの素材別にメリットやデメリットをご紹介します。マットの素材によっては、木目を楽しみながら天板を保護できるなどの特徴があります。それぞれの特徴を踏まえたうえで、どんな人に向いているのかも見ていきましょう。

木製テーブルの保護はビニールマットがおすすめ?

テーブルマット匠と輸入ダイニングテーブル
塩化ビニールやアクリルなどの素材でできたビニールマットは、テーブルマットに多く見られるタイプのひとつです。透明や半透明、柄入りなどのさまざまなバリエーションがある、ビニールマットの特徴をご紹介します。

メリット

透明タイプであれば、天板本来の素材感や木目の美しさを損なわずに使えます。こだわって選んだお気に入りのテーブルのデザインも、隠さずに使用が可能です。

傷に強く、たとえば食事をするテーブルに敷いておけば、食器やカトラリーを置くときに傷が付くのを防げます。クッション性のあるマットなら、カチャカチャと音が響くのを気にせずに使えるでしょう。

木製の天板に汚れが付着すると落としにくいこともあるうえ、汚れが付着したことに気付かずに時間が経つとシミになることもあります。ビニールマットを敷くと飲みこぼしや食べこぼしの汚れも掃除しやすく、木製の天板に汚れが染み込むのを防げるため、きれいな状態を保てるでしょう。

透明なマットにプリント用紙などが密着すると、文字のインクが移ることがありますが、非転写加工のものを選ぶことで防げます。マットの内側にプリント用紙を挟んで使いたい場合にも安心です。

ビニールマットには抗菌加工が施されたタイプもあります。食事をするテーブルに使用する際など衛生的に使いたい場合は、抗菌加工の商品を選ぶとよいでしょう。

デメリット

塩化ビニールは熱に弱く、熱いものに触れると溶けたり色が変わったりすることがあります。熱い鍋や食器を置く場合は注意が必要です。商品によって耐熱温度が異なるため、熱いものに触れるような場面で使用する場合は、耐熱機能をチェックしておきましょう。

粘着タイプはマットのズレが気になりにくいものの、天板に糊の跡が残りやすいことや、貼り直しが難しいなどの注意点もあります。

また、ビニールマットを敷いた際に気泡が気になることもあります。裏面に細かい凹凸が付いたタイプなど、気泡ができにくい加工がされた商品を選ぶとよいでしょう。

こんな人におすすめ

ビニールマットの特徴から、以下のような人におすすめといえます。

・木製テーブルを傷や汚れから守りたい人
・お手入れを簡単にして、きれいな状態を保ちたい人
・木目の美しさや木の素材感をそのままにして使いたい人
・木製テーブルを衛生的に使いたい人
・食器を置く音などが気になる人

木製テーブルの保護はガラスマットがおすすめ?

テーブルマット匠と一枚板ダイニングテーブルフロートガラスや強化ガラスが使われた、ガラス製のマットもあります。ガラスマットの特徴を見ていきましょう。

メリット

食器を置く際などに天板が傷付くのを防いでくれます。飲みこぼしなどが木製の天板に染み込むのも防ぎ、汚れによるシミが付着するのも防ぎます。

耐薬品性に優れているため、水拭きだけでなくアルコール除菌などもできて、衛生的に使えるのも特徴です。劣化しにくく、衛生的に長い期間使えるでしょう。耐熱性にも優れています。

透明のガラスマットであれば、木目や木の素材感をそのまま活かせます。ガラスの光沢や水面のように反射する様子が、高級感のあるインテリアを演出してくれるでしょう。

ガラスマットの下にお気に入りの布やレースなどを挟むことも可能です。気分や季節に合わせて変えるなど、インテリアを楽しめます。

小さな子どもがいる家庭などでは、ガラスの角の安全性が気になることもあるでしょう。ガラスマットの角を丸める加工を施すことで、ケガ防止に役立ちます。天板自体に丸みがある場合など、天板の形状に合わせたカットも可能です。

デメリット

ガラスは割れるリスクがある点に注意が必要です。割れたときの破片でケガをする心配もあるため、子どもが出入りする空間などでは、使いにくさを感じることもあるでしょう。

強化ガラスはフロートガラスの3~4倍の強度があるといわれており、割れるリスクを減らせます。また、強化ガラスであれば割れたとしてもガラスの破片が粉状になるため、ケガの心配を減らせるでしょう。ガラスマットの割れが気になる場合は、飛散防止フィルムを貼るのもひとつの方法です。

こんな人におすすめ

以上のような特徴をふまえると、ガラスマットはこんな人に向いてるといえます。

・木製テーブルを傷や汚れから守りたい人
・高級感のあるインテリアにしたい人
・木製の天板本来の素材感や木目の美しさを損なわずに使いたい人
・アルコール除菌などをして衛生的に使いたい人
・お気に入りのレースなどを使ってインテリアを楽しみたい人

木製テーブルの保護はテーブルクロスがおすすめ?

木製テーブルの保護はテーブルクロスがおすすめ?テーブルクロスはただの布ではなく、使いやすさに配慮された加工が施されたものもあります。テーブルクロスの特徴を見ていきましょう。

メリット

食器やカトラリーを置いたときにカチャカチャと音がするのを防いでくれる点や、天板を傷や汚れから守ってくれるなどのメリットがあります。綿やポリエステルなどであれば、汚れても丸洗いできるため、お手入れしやすいでしょう。

撥水加工されたタイプなら。木製テーブルにまで水分や汚れが染み込まないうえ、水拭きで汚れを拭き取ることも可能です。ポリエステルは比較的安価であり、取り入れやすいのもメリットです。

テーブルクロスのカラーやテイストのバリエーションは豊富であり、好みに合わせて選べます。クロスを変えると部屋の印象も変えられるため、インテリアを楽しめるでしょう。

抗菌や防臭、耐熱、撥水、撥油などの機能性をもたせた商品もあります。使いたいシーンに合わせて、快適に使える商品を選ぶとよいでしょう。

デメリット

丸洗いできる素材であっても、頑固な汚れは落としきれないこともあります。また、傷が残ることもあり、放置すると見た目が気になることがあるでしょう。

撥水性のないクロスの場合、木製の天板にまで水分や汚れが染み込んでしまう点にも注意が必要です。汚れるたびに洗濯が必要になると、手間に感じることもあるでしょう。

下に大きく垂らすタイプのクロスは、手や脚などに引っ掛かり、テーブルの上の食器などが落下する危険性があります。子どもが引っ張る可能性もあるため、使用シーンや子どもの年齢なども考慮して使う必要があります。

使っているうちにクロスのズレが気になることもあるため、ズレ防止対策も考えておくことをおすすめします。

こんな人におすすめ

テーブルクロスの特徴から、以下のような人に向いているといえます。

・木製テーブルを傷や汚れから守りたい人
・テーブルクロスでカラーや柄を取り入れて、インテリアを楽しみたい人
・季節や気分に合わせて部屋の雰囲気を変えたい人
・費用を抑えてテーブルの保護をしたい人
・食器を置く音などが気になる人

まとめ


木製テーブルをそのまま使用する場合、汚れを落としにくかったり、シミや傷が気になったりすることもあります。天板にマットを敷くことで、清掃性や使いやすさの向上が期待できます。

透明なビニールやガラスであれば、木本来の素材感や木目の美しさを活かして使えます。水分や汚れが天板に染みにくく、お手入れもしやすいでしょう。ビニールやクロスは、食器などを置くときに音が響きにくく、傷が付くのも防いでくれます。

ひと口にテーブルマットといっても、ビニールやガラス、クロスなどの種類があるため、用途や好みに合わせて選ぶとよいでしょう。


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