白い机に付いた汚れの落とし方!天板の素材別・防止対策も紹介

白い机に付いた汚れの落とし方!天板の素材別・防止対策も紹介白い机は清らかで洗練された印象が魅力的な家具であり、お部屋を彩るインテリアとしても高い人気を誇ります。しかし白い机は汚れが目立ちやすいというデメリットがあるため、清潔感を維持するためには日頃のお手入れが重要です。そこで本記事では、白い机に付着した汚れの基本的な落とし方について解説します。天板の素材や塗装の種類別における対処法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【汚れの性質別】白い机に付いた汚れの落とし方

【汚れの性質別】白い机に付いた汚れの落とし方
白い机に付着した汚れは性質によって対処法が異なります。対処法を誤れば白を基調とする美しさを損なってしまう可能性があるため、汚れの性質に適したお手入れが重要です。

【油溶性】油性マジック・クレヨン・食べこぼし

【油溶性】油性マジック・クレヨン・食べこぼし
クレヨンや食べこぼし、皮脂といった油溶性の汚れは、基本的に中性洗剤や重曹水で対処します。中性洗剤は強い洗浄力はないものの素材を傷めにくく、重曹水はアルカリ性なので皮脂や油脂といった酸性の汚れを中和する働きを持ちます。洗浄液を作る際の分量としては、中性洗剤なら水で200倍程度に薄め、重曹水は500ccの水に大さじ2杯程度の重曹を溶かすのが目安です。

油性マジックのようなインク汚れは中性洗剤や重曹では落ちにくいため、机がウレタン塗装やメラニン化粧板、ポリ合板であれば無水エタノールを使用します。消毒液やクレンジングオイルでも代用可能で、油染みにはオレンジオイルもおすすめです。ただしアルコール成分は天板を傷める要因となるので、可能な限り中性洗剤の使用が推奨されます。

【水溶性】コーヒー・紅茶・水性マジック

【水溶性】コーヒー・紅茶・水性マジック
水溶性の汚れは濡れた布で拭き取るのが基本的な対処法です。油溶性の汚れと比較して落ちやすいものの、長時間放置すると水分が机の塗膜に浸透してシミになるので注意しなくてはなりません。とくにアルコール類の飲み物は塗装面を変色させる要因になるので、素早い対処が重要です。

コーヒーや紅茶などの飲み物をこぼした場合は、中性洗剤を水で薄めて拭き取り、その後に柔らかい布で乾拭きします。水性のマジックやペンなどの汚れも同様です。ポイントはコーティングを傷つけないようにやさしく拭き取り、乾拭きして洗剤や水分を机の表面に残さないことです。

鉛筆

鉛筆の芯は黒鉛と粘土を焼き固めたものであり、机に付着した鉛筆の汚れは酸性に分類されます。そのため、白い机に付いた鉛筆の汚れを落とす際には、アルカリ性の洗剤を使用するのが効果的です。代表的なアルカリ性の洗剤には石鹸やハンドソープ、重曹水などが挙げられます。

鉛筆の汚れが頑固な場合はメラミンスポンジを水で濡らして拭き取るのも有効です。また、歯磨き粉を使用して拭き取るという方法もあります。ただしメラミンスポンジや研磨剤入りの歯磨き粉は天板を傷つけるおそれがあるため注意が必要です。

タバコのヤニ

タバコのヤニ汚れは煙に含まれる植物性の樹脂が空気中に霧散したもので、付着すると家具が次第に黄色や茶色へと変色します。タバコのヤニは酸性の汚れに分類されるため、皮脂や鉛筆の汚れと同じく、重曹水のようなアルカリ性の洗剤が有効です。

汚れが頑固な場合は、アルカリ性漂白剤と60℃程度のお湯をボトルに溶かしてスプレーする方法がおすすめです。ただし漂白力が強いので、肌荒れを防ぐために必ず手袋を着用してください。また、天板を傷める可能性があるため、重曹水や中性洗剤の使用が推奨されます。

ホコリ・手垢

ホコリが机に付着した場合のお手入れは、最初に乾拭きをし、その後に中性洗剤や重曹水で水拭きするのが基本です。最初に水拭きをするとゴミを引きずってコーティングを傷つけたり、かえって汚れが広がったりします。ホコリが広範囲にわたる場合は、卓上クリーナーを使用するのもおすすめです。

机に付着した手垢に関しては、油溶性の汚れと同じく基本的には中性洗剤を使用します。ただし手垢は酸性に分類されるため、頑固な汚れは中性洗剤では落としきれないケースも少なくありません。そのような場合はアルカリ性の洗剤や無水エタノールを使用するのが有効です。

【天板の素材別】白い机に付いた汚れの落とし方

【天板の素材別】白い机に付いた汚れの落とし方
白い机のお手入れ方法は、塗装の種類や天板の素材によって異なります。

無垢材は塗料の種類に注目

無垢材の机は基本的に「ウレタン塗装」か「オイル塗装」の仕上げが施されています。ウレタン塗装は机の表面がポリウレタン樹脂で覆われており、水溶性の汚れに強く、日常的なお手入れは水拭きと乾拭きで十分です。他方、アルコール系の溶剤はウレタン樹脂が化学変化を起こす可能性があるため、基本的に使用してはなりません。また、メラミンスポンジや研磨剤入りのスポンジの使用もNGです。

オイル塗装は天然素材のオイルが無垢材の風合いを引き立てるものの、傷や汚れに弱いという特徴があります。汚れが目立つ場合は中性洗剤や木材クリーナーで対処し、必ず乾拭きをした後にオイルメンテナンスを行いましょう。なお、アルカリ性の洗剤は木に含まれるタンニンと反応して変色するため、塗装の種類に限らず無垢材の家具には適していません。

メラミン化粧板・突板・合板

メラミン化粧板・突板・合板

天板がメラミン化粧板の机は耐水性や耐熱性に優れるという特徴を持ち、日常的なお手入れは水拭きと乾拭きで十分です。汚れが頑固な場合は中性洗剤を使って水拭きし、中性洗剤で落としきれない場合はメラミンスポンジやガラスクリーナーなどを使用します。

机が突板貼りの合板の場合、仕上げがウレタン塗装かオイル塗装かによってメンテナンスの内容が異なります。メラミン化粧板と突板・合板は普段のお手入れに関して神経質になる必要はありませんが、ベンジン・シンナー・アルコールなどは天板の表面を傷めるおそれもあるため、基本的に使用を控えたほうが無難です。

白い机の汚れを落とす!メンテナンス時の注意点

白い机の掃除やメンテナンスを行う際は、以下に挙げる2つのポイントに注意しなくてはなりません。

擦りすぎはNG・塗膜が薄くなる原因に

机のメンテナンス時は天板のこすり過ぎに注意しなくてはなりません。たとえばメラミンスポンジや研磨剤入りの洗剤は、頑固な汚れを落とす際に効果的です。しかしそれらは表面を削り取って汚れを落とすものであるため、塗膜を剥がしてしまう可能性があります。

擦りすぎはNG・塗膜が薄くなる原因に
また、水拭きや乾拭きの際も基本的に柔らかい布を使用することが大切です。硬い布や金属タワシなどの使用は天板にダメージを与える原因になります。とくに仕上げがオイル塗装の机は被膜がなく、傷や摩擦に弱いので注意しましょう。

経年劣化の黄ばみは落とせない

基本的に経年劣化による黄ばみは落とすことができません。これに対し、たとえばコーティング塗料の科学変化によって黄色く変色した場合は、酸素系漂白剤で対処できる場合があります。また、タバコのヤニ汚れによる黄ばみはアルカリ性の洗剤で落とせます。

経年劣化の黄ばみは落とせない
しかし経年劣化による黄ばみは木材そのものの変色であり、どうしても白い色合いを取り戻したい場合は再塗装が必要です。こうした経年劣化による黄ばみを防止するためには、日常的なメンテナンスをこまめに行うとともに、テーブルマットやテーブルクロスを使用するといった対策が求められます。

白い机の掃除後はテーブルマット・テーブルクロスで対策を

白い机の色合いを維持するためには定期的なメンテナンスが重要です。しかし先述したように木材の経年劣化による黄ばみは避けられません。そこでメンテナンス後にテーブルマットやテーブルクロスを敷くことで、傷や黄ばみなどを防止するとともに、紫外線による日焼けや色褪せを軽減できます。

透明なビニール製のテーブルマットであれば、白を基調とするデザイン性を損なう心配もありません。ただしマットやクロスが机からはみ出したり、角の形状が合っていなかったりすると見た目が悪くなるため、それらのアイテムを用意するのであればオーダーカットに対応している専門店を選ぶのがおすすめです。

白い机の汚れ対策は「テーブルマット匠」

白い机は清潔感と洗練された印象が魅力的な家具ですが、その白さゆえに汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。そこでおすすめしたいのが「テーブルマット匠」です。テーブルマット匠は無色透明なビニール製で、特殊加工によって気泡が入りにくく、白い机の美しさを損なわない仕様となっています。

また、傷や汚れ、黄ばみなどから机を保護できるのはもちろん、オーダーカットにも対応可能であり、家具を大切に扱うユーザーから高い支持を得ています。愛用している白い机のデザイン性を損なうことなく、綺麗な状態で使い続けたい方はテーブルマット匠の購入をご検討ください。


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